2010年08月28日

ブルーヘヴン

enosima-maya400.jpg

ブルーヘヴン


気がつくと目の前に水色の海が広がっていた

「kiss in blue heaven もっと遠くに〜

kiss in blue heaven 連れていって〜」

誰かが松田聖子の歌を歌いながら近づいてくる


「八田君、いつまで寝てんのよ

真っ黒に日焼けしちゃうわよ

日焼けした健康なマークボランなんて似合わないじゃん」


「マヤさん、なんでここに居るの?」


「なんでって、君が昨日、電報くれたじゃん

『アス コートダジユール デ マツ テレグラム サム』

って、あの電報は君でしょ

今日が私たちの初デートってわけね」


「コートダジュールって、ここは江ノ島じゃないのか」


「どこでもいいのよ、恋は水色なら、そこがコートダジュールなのよ」


天使か妖精みたいな笑顔のマヤさんが目の前に居る

ここは天国なんだろうか

この風景は何度も見たような気がする

夏の終わりはいつもこんなもんだ

何かが終わっていくさびしさと

永遠に終わらないなつかしさと

色々な色が混ざってちょうど雨上がりの虹みたいだ

これもまた目が覚めるまでの夢かもしれないけど

まあいいや

幸福な夢なら夢のままでいいや


「八田君も泳いでみたらいいんだよ
きっとUSBメモリーの中だけが世界じゃないと思うよ」



 

posted by gokrak108 | Comment(0) | 絵日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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